頭を整理したくて、養老温泉ゆせんの里キャンプ場へ|トラブルだらけの冬ソロキャンプ

キャンプ

1月17日。
久しぶりに、ソロキャンプに出ることにした。
目的ははっきりしている。

「キャンプがしたい」という気持ちもあるけれど、それ以上に――

新年早々いろいろなことが重なって、頭の中がずっと騒がしかった。
やりたいこと、やらなきゃいけないこと、考えなきゃいけないこと。
ごちゃごちゃしたまま日常を回している感じが続いていて、

「一度、ひとりになって、焚き火でも見ながら、ぼーっと考える時間が必要だな」

そんなふうに思って、妻に「今週末はひとりで出かけていい?」とお願いした。
ありがたいことに許可をもらい、今回のソロキャンプが実現した。

今回はワーゲンバスではなくBMWで出動

本当はワーゲンバスで行きたかった。
でも今回は急に決めたキャンプだったこともあり、スタッドレスを履いていないこと、高速を使う予定だったこともあって、車はBMWを選択。

積載はバイクキャンプ用のコンパクト装備一式。
ソロ+バイク装備だと、思った以上に荷物が少なくて、自分でも驚いた。

後部座席倒さなくても充分収まる量だ

テントはTokyoCraftsのダイヤフォート。
中にストーブを入れて、ぬくぬくのおこもりキャンプをする予定。

そしてこのキャンプ場、
「養老温泉ゆせんの里キャンプ場」の最大の魅力は、温泉。

追加料金を払えば入り放題プランも選べるし、通常でも2回は温泉に入れる。
正直これだけでも来る価値がある。

チェックイン、サイト選び、そして汗だく設営

チェックイン後、予約していた5番サイトを見てみたが、どうもしっくりこない。
「なんか落ち着かないな」と思って、結局一番奥の8番サイトに変更。

正面が開けていて、視線も気にならない。
やっぱりソロキャンプは「落ち着けるかどうか」がすべてだと思う。

そして設営開始。
これが……1月なのに、普通に汗をかくほど暑い。
昼間は本当に暖かくて、「冬キャンプ感」はほとんどない。

日が暮れると、一気に別世界

ところが、日が傾き始めたあたりから状況が一変する。

寒い。
そして風が強い。

昼間の暖かさが嘘みたいに、体温を持っていかれる感覚。

ただ、テントの中に入ると意外と落ち着く。
ダイヤフォートの安心感はやっぱり大きい。

焚き火タイム、ようやく心が静かになる

火を眺めながら、ただ座る。
何かを「考えよう」としているわけでもないのに、気づくと頭の中が勝手に整理されていく感じがある。

仕事のこと。
家族のこと。
これからのこと。

無理に答えを出さなくてもいい。
でも「今の自分が何を感じているか」を確認できるだけで、かなり違う。

この時間が欲しくて来たんだな、と実感する。

夜の部:すき焼き開始(そしてトラブル祭り)

夜はコロダッチですき焼き
黒毛和牛を用意して、豆腐と舞茸とカット野菜。



「今日はこれで十分だろ」と思っていた。
……が、ここからがなかなか順調にいかない。

まず、コールマンのピークワン 400に異変。
ガソリン漏れっぽい。
安全面を考えて使用中止。

仕方なくバックアップのSOTO ST-310を出動させるが、今度はガス残量が怪しい。
売店に聞くもガス缶は置いていないとのこと。

結局、歩いてコンビニまでガスを買いに行くことに。
そこそこ距離があって、なかなか良い運動になった。

さらに頼みの綱のフジカストーブも、なんだか不完全燃焼気味。
幸先が悪いですが、騙し騙し何度か着火と消火を繰り返しているとなんとか使えるようになった。



「今日、トラブル多すぎだろ……」と一人で苦笑い。
ただ、なんだかんだリカバリしながら進めていくのもキャンプの醍醐味だと思う。

完璧に予定通り進むキャンプより、このほうが記憶には残る。

ちなみに、ダイヤフォートの中でフジカを使うと普通に暑い。
窓を半分くらい開けて、ようやくちょうどいい温度だった。

炊飯失敗、それでも朝は最高にうまい

今回、アルコールストーブ+炊飯シリンダーでご飯を炊いてみたが……
正直、あまりうまくいかなかった。

火力不足で芯が残り、後からガスバーナーで追い炊きして、
「まあ食べられるかな」レベルにはなった、という感じ。

翌朝はうどんを湯がき、昨夜のすき焼きの残り汁+うどんで「すき焼き釜玉うどん」。

これが、めちゃくちゃうまい。
結果オーライ。キャンプ飯はこういうのでいい。

夜中に一度目が覚めたけれど

明け方5時頃、寒くて一度目が覚めた。
「相当冷えたか?」と思ったが、気温はだいたい3.5〜4℃くらい。

思っていたほど極寒ではない。
ストーブをつけ直して、また寝袋へ。

次に目が覚めたのは7時。
外のチャイム音で起床。しっかり爆睡できていた。

撤収後は、温泉にどっぷり

撤収を済ませてからは、お楽しみの温泉タイム。

ゆせんの里の温泉は、
源泉かけ流し、露天あり、サウナあり、湯温も低温・高温両方あり。

公式HPよりお借りしました

正直、ドンピシャで好み。
気づけば2時間以上、普通に滞在していた。

キャンプのあとに残ったのは、「スッキリ感」

今回のキャンプ、特別なことをしたわけじゃない。
絶景があったわけでもない。
大成功の装備構成だったわけでもない。
むしろトラブルは多めだった。

それでも。

帰り道、高速に乗りながら感じていたのは、
「あ、頭、軽くなってるな」という感覚。

完璧に整理できたわけじゃない。
でも、ぐちゃぐちゃに絡まっていた思考が、少しだけほどけた感じ。

たぶんこれで、また来週から普通に仕事を頑張れる。

キャンプって、
「何かをする場所」というより、「自分に戻る場所」なんだと思う。

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