バイクキャンプ装備の考え方|実用とロマンを両立するソロキャンプギア選び

キャンプ

バイクキャンプというと「軽量・コンパクトが正義」と言われがちですが、個人的にはそれだけだと少し物足りない。
もちろん積載には限界があるし、無駄なものは持っていけない。でも、ソロキャンプだからこそ“ロマン枠”の道具も必要だと思っています。

調理もある程度はちゃんとやりたいし、たまには思いっきり手を抜く日もある(笑)。
今回は、そんなスタンスで揃えたバイクキャンプ用グッズ一式を、「実用枠」と「ロマン枠」に分けて紹介してみます。

バイクキャンプ装備の考え方|最初に決めた5つのルール

  • 積載サイズと重量は現実的な範囲に収める
  • 腰に優しい(長時間かがまない)
  • 雨でも“何とかなる”構成にする
  • キャンプの基本テーマは「のんびり」すること
  • ワクワクするロマン枠を必ず入れる

全部を軽量化すると、確かに楽。でもそれだけだと“作業”になってしまう。

今回は「快適さ」と「遊び心」のバランスを取ることを優先しました。

① テント|居住性とロマンの両立

バイクキャンプで一番重要なのはテント。
積載サイズ・設営の楽さ・中での過ごしやすさ。この3点が揃っていないと、キャンプ自体がしんどくなります。

▶ 使用テント:TokyoCrafts ダイヤフォートTC

  • 選んだ理由:
    • ソロに最適なサイズ感
    • テント内でかがまずに過ごせる
    • ハイコットが使える
  • 実際に使って感じた良いところ:
    • かがまずに過ごせることがこんなに楽だとは
    • チェアも無理やりローチェアにしなくて良い
    • プライベート感も開放感もあり
    • 設営が楽
  • 正直イマイチな点:
    • やっぱり重い(約7kg↑)積載厳しい
    • 暗いので夕方からランタン必須
    • 夏はインナー欲しいかも(ハイコットは使えない)

特に「かがまずに過ごせるかどうか」は、腰痛持ちにとって死活問題。
多少重くても、ここは妥協しませんでした。

② 調理道具|頑張る日と、手を抜く日のために

バイクキャンプでも、調理はそれなりに楽しみたい派です。
とはいえ、毎回凝った料理をするわけではありません。

▶ 使用バーナー:SOTO ST-310、フェザーストーブ、アルコール

正直、心配性なので毎回数種類持っていきます。
燃料トラブルや天候、気分の変化。
どれか一つでも想定外が起きると、調理は一気に面倒になるからです。

でも、ここで一番大事にしているのは
「今日は作る日か、手を抜く日か」を無理に決めないこと

■「今日は作る日」

・時間に余裕がある
・天気が安定している
・道中の走行が短め
・キャンプ場に着いた時点で、まだ元気

こんな日は、少しだけ調理を頑張ります。
火を起こして、食材を切って、
出来上がるまでの時間そのものを楽しむ。

調理が目的になる夜は、
それだけでキャンプに来た意味がある気がします。

■「今日は手を抜く日」

一方で、
・長距離走った日
・寒い日、暑すぎる日
・設営だけで疲れた日

こんな日は、迷わず手を抜く。

無理に作らない。
「せっかく道具持ってきたのに」とも思わない。

スーパーで買った惣菜や、
温めるだけの簡単なメニューで済ませることもあります。

それでも、ちゃんとキャンプは楽しい。

■ メニューは“現地で決める”くらいがちょうどいい

毎回スーパーに寄ってからメニューを決めるので、
結果的に無駄に持っていくものも多いです。

でも、それでいいと思っています。

完璧に計画すると、
「やらなきゃいけないこと」が増えてしまう。

気分と体調に合わせて、
作るか、作らないかを選べる余白を残す。
それが、ソロキャンプを長く続けるコツだと思っています。

■ 「今日は作る」「今日は手を抜く」

どちらも正解。
どちらも、自分のためのキャンプ。

頑張る日があって、
手を抜く日があるから、
また次もキャンプに行きたくなる。ロキャンプを長く楽しむコツだと思っています。

③ ロマン枠ギア|なくてもいい。でも、あると楽しい

正直、軽量化だけを考えたら持っていかなくていいです。
もっと軽くて便利な道具いっぱいあります。
でも、ソロキャンプは誰に見せるわけでもなく、自分のための時間。

▶ ロマン枠ギア:ガソリン系ストーブとランタン

コールマンのフェザーランタンとストーブを愛用中。
今どきホワイトガソリンを使っている人、正直あまり見かけません。
キャンプ場でもほぼ遭遇しないし、もしかしたら珍しい部類なのかもしれません。

使うたびにシュコシュコ加圧して、
ホワイトガソリンを扱って、
マントルにも気を使う。

正直、めんどくさいです。

でも、そのめんどくささがいいんです。
着火してしばらくすると聞こえてくる、あの「シュゴー」という音。
あれを聞くと、不思議と「キャンプしてるなぁ」って気分になります。

LEDランタンのほうが楽だし、安全だし、明るい。
それでも、フェザーランタンに火を入れると、
その夜の時間が少しだけ特別になる気がする。

だから今日も、効率よりロマンを選んで、
シュコシュコやりながらランタンに火を入れています。

▶ ロマン枠ギア:コロダッチオーバル

メインクッカーです。
焼く、煮る、蒸す、炊く なんでもござれ。
なぜかこの黒くて重いコロダッチで調理すると、なんでもおいしく感じるんです。

正直これを持っていくか、ホットサンドメーカーを持っていくか迷う。
でも結局重たいコロダッチオーバルを持っていってしまうんです。

軽量でも、コンパクトでもない。
でも、このコロダッチがあるだけで、ソロキャンプの夜が少し豊かになる。
だから結局、今日もロマンを優先してしまう。

軽量化しすぎると、キャンプは“作業”になる。

④ 寝具|翌日の走行を左右する重要装備

バイクキャンプでは、寝不足=翌日のツーリングが地獄。
だから寝具は「軽さ」よりも「ちゃんと眠れるか」を優先しています。

▶寝具類:alpidex Ultra light-Cot:OneTigris インフレータブルマット:ナンガ 450DX(春夏秋用)

ここをケチると、翌日すべてに響く。
結果的に“安全面”にも関わってくるので、重要視しているポイントです。

コットはどうしても重くなりがちなので、できるだけ最軽量なもの、そしてハイコットにもできる2weyのものをチョイスしました。
ローコットだと起き上がるのに「ヨイショッ!」ってなりますよね?w

マットは正直折り畳みなもので十分だけど、このインフレータブルマットの寝心地に魅せられてます。コット+インフレータブルマットの組み合わせなら家より爆睡できますw

⑤ 収納と積載|最後はここで全部が決まる

サイドバッグ、シートバッグ、トップケース。
どこに何を入れるかで、ツーリング中の快適さも、キャンプ場での設営や撤収のストレスも、まったく違ってきます。

特にウルトラエボは積載量が多い分、逆に迷う
最初の頃は、純正のキングツアーバックに細々したものを詰め込み、
その上にツーリングバッグやコンテナを載せて、まさに“山積み状態”で走っていました。

確かに積める。
積めるんだけど……。

どうしても重心が上にいってしまい、
道中のツーリングでバイクが落ち着かない。
低速でもフラつくし、カーブでは常に気を使う。
「これはちょっと違うな」と、ずっと引っかかっていました。

そこで思い切ってやったのが、
キングツアーバックを外す という選択。

積載量を減らす勇気は必要でしたが、
“重心を下げる”ことを最優先に考えました。

そして現在使っているのが、Amazonでよく見かける格安リアボックス。

▶ 使用ボックス:ONE STEP リアボックス 65L

このボックスに、
ランタン周りや調理小物、細々した装備をまとめて入れておけば、
キャンプのたびに毎回準備しなくても、
この箱をポンと載せるだけで出発できる

箱に入りきらないテントやコットといった大型装備は、
外側にしっかり括りつける。
そうすることで、以前よりもずっと重心が低くなり、
ツーリング中の安定感は明らかに向上するはず。

積載量を増やすより、
「どう積むか」「どこに重さを持ってくるか」。

バイクキャンプでは、
この収納と積載のバランスが、
最後にすべてを決めるんだと、ようやく腑に落ちました。

まとめ|バイクキャンプは“割り切り”と“ロマン”のバランス

バイクキャンプというと、「軽量・コンパクトが正義」と言われがちです。
確かにそれは間違っていないし、積載に限界がある以上、取捨選択は避けられません。

でも、全部を軽量化してしまうと、
いつの間にかキャンプが“作業”になってしまう。

今回あらためて装備を見直してみて思ったのは、
バイクキャンプこそ、自分なりの“優先順位”がはっきり出る遊びだということでした。

・腰に優しいこと
・雨でも何とかなること
・翌日に無理が残らないこと
そして、
・ワクワクするロマン枠をちゃんと持っていくこと

そのどれか一つを削りすぎると、
自分にとっての「楽しいキャンプ」から少しずつズレていく気がします。

軽くはないフェザーランタンやコロダッチを、
それでも積んでいってしまうのは、
きっと効率よりも“その時間が好き”だから。

ソロキャンプは、誰に合わせる必要もなく、
正解も不正解もありません。
だからこそ、実用とロマンのバランスをどう取るかが、そのまま自分のスタイルになる。

これからも、
「今日はちょっと楽したい日」もあれば、
「今日はロマン全振りの日」もあると思います。

その時々の気分に合わせて、
積むものを選んで、走って、泊まって、また考える。

そんなバイクキャンプを、しばらく続けていこうと思います。

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