仕事では人と関わり続け、気づけば誰かしらと何かをしている毎日。ありがたいことなんだけど、たまにふっと「静かな時間」が欲しくなる瞬間があります。
人付き合いが嫌いなわけじゃない。むしろ好きなほう。
でも、週末にぽっかり時間が空くと、なぜかバイクの事が頭に浮かぶ。
目的地は決めていないのに、「ちょっと走ってくるか」って。
たぶんあれは、走りたいというより、
“ひとりになれる場所”を探しに行ってるんだと思います。
ひとりになりたい、というより「ひとりになれる場所」に行きたい
普段は、仕事でたくさんの人と関わっています。
会社でも、現場でも、打ち合わせでも、LINEでも電話でも。気づけばずっと誰かと何かをしている。
だからこそ、ふと週末に時間ができるとこう思う。

「ちょっと走ってくるか」
目的地は決めていないことが多いです。
ただ、“ひとりになれる場所”を探しに走っているだけ。

バイクに跨った瞬間、世界が一枚静かになる
エンジンをかけて、ヘルメットを被って、走り出す。
それだけで、少しだけ世界との距離ができます。
信号待ちでも、コンビニの駐車場でも、誰にも話しかけられない時間がそこにある。
それが自分には、ちょうどいい。

クルマだと、どうしても「日常の延長」から抜けきれない感じがあるんですが、
バイクだと、ちゃんと“ひとり”になれる。
たぶんそこが、一番大きいのかもしれません。
キャンプ場にいても、考えているのは現実のこと
ソロキャンプに行くって人に言うと、「キャンプで何やるん?ぼーっとしてるん?」って言われることがあります。
でも実際は、全然そんなことはなくて。
焚き火を見ながら、仕事のことだったり、来週の段取りだったり、家のことだったり。
結局、考えているのは“いつもの現実”です。
でも不思議と、それが苦しくない。
家で考えるのと、キャンプ場で考えるのとでは、同じ内容でも感触が違うんですよね。

誰にも邪魔されない時間が、頭を整理してくれる
キャンプ場では、誰かに話しかけられることもほとんどない。
「今すぐ返事しなくていい」「今すぐ決断しなくていい」時間が、ちゃんとそこにあります。
その静けさの中で考えていると、ぐちゃぐちゃだった思考が少しずつ整理されていく感じがする。
帰るころにはだいたい、
「まぁ、なんとかなるか」
「よし、また頑張るか」
って思えていることが多いです。

ひとりが好き、というより「ひとりの時間が必要」
ずっと誰かと一緒にいると、どこかで無理をしていたり、どこかで自分の本音を置き去りにしていたりする。
ソロツーリングやソロキャンプは、そういうものを回収しに行く時間なのかもしれません。
誰に見せるでもなく、誰に評価されるでもなく、
ただ自分が「これでいい」と思える時間。
それを探しに、またバイクに乗っている気がします。
たぶんこれからも、何も決めずに走りに行く
特別な目的地がなくてもいい。絶景じゃなくてもいい。
ただ走って、どこかで止まって、コーヒーを飲んで、帰ってくる。
それだけで、ちゃんと整っている自分がいる。
また週末になって時間ができたら、きっとこう言うんだと思います。
「ちょっと、走ってくるか」って。


