今回は、長いこと続いた「バックパック沼」にひと区切りついた話です。
僕の移動スタイルは少し特殊で、1〜2泊のビジネス出張や小旅行、バイクでのツーリングキャンプ、LCCやFDAでの機内持ち込みが混在しています。
この3つを、できれば1本のリュックで回したい。言うのは簡単ですが、これがなかなか難しい。
これまで出張は18Lのビジネスリュックをパンパンにするか、スーツケースをゴロゴロするか。
何とか凌いできましたが、ツーリングキャンプで使おうと思うとさすがに限界。
そこで本気で比較した結果、最終的に選んだのが Evoon マルチビジネスリュック 5.0 です。
今回は、実際に手元に届いて使ってみたファーストレビューをまとめます。

「キャンプにも出張にも使える1本」を本気で探したら、思っていたより深い沼でした。
今回の選定条件
今回のリュック探しで重視したのは次の7つです。
- LCC・FDAの機内持ち込みを意識できるサイズ
- 軽量(LCCの7kg制限対策)
- ラウンドジップで180度近く開くこと
- 防水または防水対応しやすいこと
- 容量可変(普段は薄く、旅では大きく)
- スーツにもキャンプにも馴染む見た目
- 30Lクラス前後(18Lからのステップアップ)
「どれか一つだけ強い」モデルは多い。でも、全部を高水準でまとめるとなると一気に候補が減ります。
比較して迷った候補たち
1. ForcePack α(フォースパック アルファ)
- Good
・ミリタリーテイストで男心をくすぐる無骨なデザイン。
・100kgの荷重試験をクリアするほどの超耐久性。 - Bad
・重量が1.7kgと重く、LCCの7kg制限を考えると致命的。
・小型機や厳しいLCCではサイズオーバーの可能性あり。
2. AS2OV WATER PROOF CORDURA 305D ROUND ZIP
- Good
・完全防水レベルの特殊素材で、マットな質感が最高にクール。
・スーツにも馴染む都会的なデザイン。
・ラウンドジップでガバッと開き、出し入れがスムーズ。 - Bad
・容量が28Lで、ツーリングのお土産や防寒着には少し物足りない。
・38Lのロールトップ型もあるが、LCCの高さ制限や出し入れのしにくさがネック。
3. GREGORY Compass 40
- Good
・40Lの大容量なのに約980gと軽い。
・背面アクセス構造で、地面に置いても背負う面が汚れにくい。 - Bad
・荷物が少ないと形が崩れてクシャッとしがち。
・スポーティな見た目で、ビジネスの場では少し浮く可能性がある。
4. Cabin Zero Military 28L / 36L
- Good
・箱型でデッドスペースが少なく、荷物を詰め込みやすい。
・サイドコンプレッションで荷物が少ない日は薄くできる。
・28L約850g / 36L約1.0kgでLCC向き。 - Bad
・防水性は弱く、ツーリングではレインカバー前提。
・仕切りが少ないため、パッキングポーチなどの工夫が必要。
・当初は36Lを検討したが、普段使いには大きすぎて28L寄りに。


「軽さ・容量・見た目・防水…。全部を同時に満たすって、ほんと難しい。」
最終決定:Evoon マルチビジネスリュック 5.0
最終的に選んだのはEvoon マルチビジネスリュック 5.0です。
- Good
・容量可変ギミック(25L⇔35L)が強い。
・YKK止水ファスナー&防汚コーデュラ素材で雨にも強い。
・LCC/FDAの機内持ち込みを意識しやすいサイズ。
・PC保護や小物ポケットが充実し、出張対応力が高い。 - Bad
・重量は約1.45kgで、軽量特化モデルよりは重め。
ただ、この重さは機能とのトレードオフ。拡張性・収納力・雨対応・ビジネス適性を総合すると、今回はこの選択がいちばん納得感がありました。
ファーストレビュー:到着後にまず感じたこと
箱から出して最初に感じたのは、思っていた以上に作りがしっかりしていること。生地のハリ感やファスナー周りの剛性感が高く、道具として安心感があります。
「超軽い!」というタイプではないですが、背負ってみると荷重分散は悪くなく、数字ほど重さが気になる印象はありませんでした。
そして期待していた25L⇔35Lの拡張は、ちゃんと実用的。普段使いはスリム、荷物が増える移動日は拡張という運用が自然にできるのが良いです。




「普段は薄く、旅では広がる」この使い分け、想像以上に気持ちいいです。
出張・ツーリング・LCC運用で見えた実用性
出張目線では、PC収納の安心感と小物ポケットの使いやすさが好印象。ラウンドジップで一覧性が高く、取り出しのストレスが減りました。
バイク目線では、止水ファスナーと撥水系素材による心理的安心感が大きいです。短時間の雨なら慌てにくい。ただし本降り・長時間はレインカバー併用が前提だと感じました。
LCC運用ではサイズ面は扱いやすい一方、本体重量があるぶん荷物の詰め方は要工夫。ここは「軽さ最優先」ではなく「総合性能重視」と割り切ると納得しやすいです。
まとめ:一点特化より、全体最適を選んだ
今回の結論はシンプルです。Evoon 5.0は、僕の使い方にはかなり相性が良かった。
最軽量ではない。でも、可変容量・雨対応・出張対応・見た目のバランスまで含めると、今の生活全体にいちばんハマる一個でした。
キャンプ専用、出張専用で分ければもっと尖った正解はあるはず。それでも「移動・仕事・遊び」を一本化したい人には、かなり現実的な選択肢だと思います。


「結局、道具選びは“今の自分の暮らし方”を選ぶことなんだな。」




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