温泉キャンプ場を選びたくなる理由|最近は“整う冬キャンプ”がちょうどいい

ヒトリゴト

最近、キャンプ場を探すときに、昔と明らかに変わったことがある。

まず最初に見るのが、景色でも、サイトの広さでもなく、「温泉があるかどうか」 になってきた。

昔は、そんなことあまり気にしていなかった。
サイトの雰囲気とか、ロケーションとか、
「どれだけ自然の中に入り込めるか」みたいなことの方が大事だった気がする。

でも最近は、キャンプ場を調べながら
「ここ、風呂どうなんだろう」
「サウナあるのかな」
なんてことを、普通に考えている。

我ながら、ずいぶん変わったなと思う。

ただ、これは“冬だから”というのも大きい

とはいえ、これを全部「価値観が変わった」で片付けるのも少し違う気がしている。

たぶん今、自分が温泉付きキャンプ場を選びたくなっているのは、
季節が冬だったから というのもかなり大きい。

寒い時期のキャンプって、やっぱり体の芯まで冷える。
昼間は日差しが出れば気持ちいいし、焚き火も楽しい。
でも、日が落ちてからの冷え込みとか、朝方の放射冷却とか、あの“冬キャンプ感”はやっぱり別物です。

そういう中で、途中で温泉とかサウナに入れる、そういう“場所”があるのは大きい。

だから最近は、温泉キャンプ場を選びたくなっているというより、
冬だからこそ温泉キャンプ場を選びたくなっている のかもしれない。

aoka
aoka

冬のキャンプは好き。でも、途中で一回ちゃんと温まりたい。

景色より温泉を見てしまうようになった

もちろん、景色が嫌いになったわけじゃない。
綺麗な景色は相変わらず好きだし、自然の中で過ごす時間そのものが、やっぱりキャンプの魅力だと思っている。

でも、今の自分がキャンプに求めているものは、少しずつ変わってきたんだろうなとも思う。

昔は、多少不便でも楽しかった。
寒くても、暑くても、設営が大変でも、それを含めて「キャンプしてるな」って感じがした。

今もそれは嫌いじゃない。
でも、毎日仕事して、人と関わって、頭を使って、気づけば一週間があっという間に終わっていくような日々の中で、週末にわざわざキャンプへ行く理由が、少し変わってきた気がする。

今は、冒険とか挑戦というより、“戻す”ために行っている 感覚の方が近い。

頭の中を静かにするとか、呼吸を深くするとか、そういう時間を取り戻したくて、キャンプに行っているところがある。

そう考えると、温泉付きのキャンプ場って、ものすごく理にかなってる。

温泉に入るだけで、冬キャンプの満足度が一段上がる

キャンプ場で過ごしていて、「ああ、気持ちいいな」と思う瞬間はいくつもある。

焚き火を見ている時。
湯気の立つ鍋を前にした時。
朝の冷たい空気の中でコーヒーを淹れる時。

でも冬は、その合間に温泉が入ると、キャンプ全体の満足度が明らかに一段上がる感じがある。

外で冷えた体を一回ちゃんと戻せる。
サウナがあれば頭の中まで切り替わる。
露天風呂なんかあったら、それだけでその日の勝ちが確定する。

昔は「キャンプに来てまで風呂?」みたいな感覚も少しあった。
でも今は逆で、「冬キャンプだからこそ風呂が効く」 と思っている。

温泉に入ることで、寒さがただの我慢じゃなくなる。
ちゃんと楽しいものとして回収できる。
それはかなり大きい。

aoka
aoka

露天風呂まであると、その日の満足度はほぼ決まる。

最近のキャンプは、ちょっと“整い”に寄っている

たぶん最近の自分は、キャンプに“刺激”より“整い”を求めている。

料理をするのも、焚き火をするのも、外で酒を飲むのも、全部好きなんだけど、その全部が最終的には「気持ちを整える方」に向かっている気がする。

温泉に入って、サウナ入って、体がふっと軽くなって、外に出て夜風に当たる。

あの瞬間って、別に何かが解決するわけじゃないけど、「まあ、なんとかなるか」って思える不思議な力がある。

キャンプ場に行ってまで仕事のこと考えてる時もある。
家のことを思い出す時もある。
今後のことをぐるぐる考えてる時もある。

でも、温泉やサウナを挟むと、その考えごとが一回きれいにほどける感じがする。

だから最近は、“整うキャンプ” がちょうどいい。

不便を楽しむ気持ちは、なくなったわけじゃない

とはいえ、楽なことばかりを求めているわけでもない。

多少の不便さとか、手間のかかる感じとか、そういうものを楽しむ気持ちは、ちゃんと残っている。むしろ、そういう不便があるからキャンプなんだとも思う。

ただ、全部を不便にしなくていい。
どこかに“戻せる場所”があるだけで、不便もちゃんと楽しめる。

たとえば冬キャンプ。昼間は外で過ごして、夜は焚き火して、しっかり冷える。
でも、その途中で温泉に入れると思うだけで、気持ちにずいぶん余裕ができる。

完全に快適すぎると、それはそれでキャンプじゃない気もする。
でも、頑張りすぎるのも違う。
今の自分には、そのちょうど真ん中くらいがしっくりくる。

歳をとったのか、冬の遊び方を覚えたのか

こういうことを書くと、「歳をとったなあ」って話にも聞こえる。

たしかに、それもあると思う。
昔みたいに、寒さも疲れも全部勢いで乗り切る感じではなくなった。

でも、それを単純に“衰え”とは思っていなくて、むしろ 「冬の遊び方がわかってきた」 のかもしれないとも思う。

無理して強がるより、ちゃんと気持ちよく帰れる方がいい。
また来たいと思える方がいい。
そういう遊び方の方が、たぶん長く続く。

キャンプって、続けていくほど「足し算」じゃなくて「引き算」になる趣味なのかもしれない。

何を持っていくか。
何をやるか。
何を省くか。

その中で最近、自分は 「冬は温泉を削らない」 側に来たんだと思う。

aoka
aoka

頑張るより、ちゃんと気持ちよく帰れる方が、今はしっくりくる。

たぶん暖かくなったら、また少し変わる

これが、春や夏になったらまた少し変わる。

暖かい季節になれば、温泉より景色を優先する日も増えると思うし、サウナより走る気持ちよさを取りたくなる日もあると思う。

ハーレーで荷物を絞って、風を受けながら走って、そのままテント張って寝る。そういうキャンプも、やっぱりやりたい。

つまり結局、どっちも好きなんですよね。

ただ今の自分は、冬だからこそ、温泉付きキャンプ場に惹かれている。
その傾向がかなり強くなってきた、というだけの話です。

最近は“整う冬キャンプ”がちょうどいい

景色も好き。
焚き火も好き。
料理も好き。
不便を楽しむ感じも嫌いじゃない。

でも冬はそこに、温泉とサウナが加わると、ちょっと無敵になる。

キャンプしながら、ちゃんと体も頭も戻してくれる感じ。
今の自分には、そういう冬キャンプがちょうどいい。

たぶんこれからも、寒い時期のキャンプ場を探す時は最初に温泉の有無を見てしまうと思う。
昔の自分なら「邪道」って言ったかもしれないけど、今はもう、これも立派な冬キャンプの楽しみ方だと思っている。

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