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以前、バイクキャンプ装備についての記事を書きました。
その時は、どんな道具を選ぶか、どう積むか、実用とロマンをどう両立するかという「準備編」のような内容でした。
今回は、その実践編です。
実際にハーレーへキャンプ道具を積み込み、木曽駒オートキャンプ場まで走って、一泊して帰ってきました。
結論から言うと、積載そのものはかなり良かったです。
ただ同時に、VWバスで行くキャンプと同じことをハーレーでやろうとしてはいけないな、ということも改めて感じました。
キングツアーバックを外して、キャンプ用リアボックスへ
もともと自分のハーレーには、純正のキングツアーバックが付いていました。
ハーレーらしい雰囲気もあるし、見た目としては嫌いではありません。

ただ、キャンプツーリングで使うことを考えると、もう少し道具をまとめやすい箱にしたい気持ちがありました。
以前の記事でも書いたように、昔は純正のキングツアーバックに細々したものを詰め込み、その上にツーリングバッグやコンテナを載せるような積み方をしていました。


確かに積める。
でも、どうしても重心が上にいってしまう。
低速でフラつくし、カーブでも気を使う。
そこで思い切って、キングツアーバックを外すことにしました。
そして冬の間に、OneStepのリアボックスを使えるようにしたわけです。
普段使いには45L。
キャンプ用には65L。
この使い分けができるようになったのは、かなり大きいです。
使用道具:OneStep リアボックス 65L(キャンプ用)
使用道具:OneStep リアボックス 45L(普段使い用)

キャンプ道具をある程度まとめて65Lのリアボックスに入れておけば、キャンプに行く時はそのまま積み込めます。
毎回ゼロから荷物をかき集める必要がない。

以前は道具を一つ一つキングツアーバックに詰め込んでいましたが、その手間がなくなりました。
これは地味ですが、かなり楽です。
キャンプに行くまでのハードルが少し下がった気がします。

忘れ物も減るしね!
以前考えていた積載を、実際に試してみた
前回の記事では、バイクキャンプ装備を「実用枠」と「ロマン枠」に分けて考えていました。
軽量コンパクトだけを追いかけるのではなく、キャンプとして楽しい道具もちゃんと残したい。
そんな考え方です。
今回は、その考え方が実際にどうだったのかを試すキャンプでもありました。
リアボックスには、主に調理道具、照明、バーナー、テーブルなど。
ツーリングバッグにはコットやチェア。
サイドパニアにはテント。
クーラーバッグには食材と飲み物。

この役割分担は、かなりしっくりきました。
自分の中で、どこに何を入れるかがはっきりしていると、設営も撤収もかなり楽です。
積載そのものは、今回80点くらい。
かなり満足しています。
リアボックスはキャンプ場でも使いやすい
OneStepのリアボックスは、走っている時だけでなく、キャンプ場に着いてからも便利でした。
荷物を出したあと、天板をちょっとしたテーブル代わりに使えます。
飲み物を置いたり、調理中の道具を置いたり、細かいものの一時置き場として使える。
これが思った以上に便利でした。

バイクについてる箱が、そのままキャンプ道具の一部になる感じ。
キャンプ用の道具をひとまとめに保存しておけること。
キャンプに行く時に、そのまま積み込みやすいこと。
そして現地でもテーブル代わりになること。
このあたりを考えると、リアボックス化は自分にはかなり合っていました。
ステイシーなら今の構成でいい。でも本当はダイヤフォートTCを積みたい
今回はステイシーST-2を使いました。
使用道具:ステイシーST-2
ステイシーであれば、サイドパニアにテントを入れる今の構成で問題ありません。
収納も収まりも悪くない。
実際、今回のキャンプではこの構成で十分成立しました。
ただ、本当はダイヤフォートTCも積みたい気持ちがあります。
気になる道具:ダイヤフォートTC
以前の記事でも、ダイヤフォートTCはバイクキャンプ用の幕としてかなり気に入っていると書きました。
ソロでゆっくり過ごすには雰囲気もいいし、テント内でかがまずに過ごせるのはやっぱり魅力です。
ただし、ステイシーと同じようには積めません。
ダイヤフォートを持っていくなら、積載の構成を少し変える必要がありそうです。
ステイシーは使いやすい。
でも、ダイヤフォートTCも使いたい。
ハーレーキャンプの積載を考えると、テント選びだけでもなかなか悩みます。
荷物が多いというより、キャンプを楽しむには必要な道具ばかり
今回、荷物が多かったかと言われると、正直そこまで多すぎたとは思っていません。
泊まるだけなら、もっと減らせます。
テントと寝具だけ持って、食事はコンビニで済ませる。
それなら、かなり身軽にできます。
でも、それだと自分がやりたいキャンプとは少し違います。
せっかくキャンプ場に行くなら、ある程度はキャンプも楽しみたい。
コーヒーを飲んだり、簡単でも料理をしたり、チェアに座ってぼーっとしたり。
そのためには、やっぱり必要な道具があります。
実際、今回も焚き火台以外はほぼ全部使いました。
だから、持って行った道具が無駄だったわけではありません。
問題は「多すぎた」というより、どこまでをハーレーキャンプで楽しむか。
その線引きだと思います。
あえて外すなら、コットかもしれない
もし今回の積載から何かを外すなら、候補になるのはコットかもしれません。
使用道具候補:ローコット
比較候補:インフレータブルマット
ローコットを使うくらいなら、エアマットでもいいのではないか。
そんな気持ちもあります。
ただ、ここも簡単には決められません。
ステイシーのようにインナーを使うなら、エアマットでも十分かもしれません。
でも、ダイヤフォートTCのようにインナーなしで使うことを考えると、やっぱりコットは欲しい。
地面から少し離れて寝られる安心感があります。
キャンプ場の地面の状態も毎回同じではありません。
草地、砂利、湿気、朝露。
そう考えると、コットを外すのも少し不安です。

減らしたい。でも必要な場面もある。ここが悩ましい。
コロダッチはやっぱり好き。でもハーレーキャンプでは少し考える
今回もコロダッチを持って行きました。
愛用道具:コロダッチオーバル
そして、やっぱり使いました。
小籠包を蒸し焼きし、唐揚げを作る。
煮込みハンバーグを作って、そのまま半分くらい食べる。
残ったソースにパスタを投入して、ボロネーゼ風にする。
朝は焼きそば
今回のキャンプではコロダッチしか使ってません笑
コロダッチオーバルは自分の中では定番です。
以前の記事でも、ロマン枠としてかなり推していました。
軽くもないし、コンパクトでもありません。
でも、あの黒くて重い道具で調理すると、なぜか何でもおいしく感じる。
これは今でも変わりません。
だから、コロダッチが悪いわけではまったくありません。
むしろ好きです。
ワーゲンバスで行くキャンプなら、コロダッチは何の迷いもなく持って行きます。
むしろ、バスキャンプにはぴったりの道具だと思っています。
ただ、ハーレーで走ることを主役にするなら、毎回持って行くべきかは少し考えてもいいのかもしれません。
好きだから持って行きたい。
でも、もっとシンプルにしたい気持ちもある。
このあたりは、次回以降のキャンプ飯道具選びにもつながりそうです。
ハーレーキャンプ用の料理道具は、もう少し考える余地がありそうです。
食材は少し欲張った
道具よりも、今回多かったのは食材かもしれません。
- 設営後の手羽先。
- 小籠包。
- 夜の唐揚げ。
- 煮込みハンバーグ。
- パスタ。
- 翌朝の焼きそば。
こうやって並べると、やっぱり少し欲張っています。
キャンプ前は、あれも食べたい、これも作りたいと思ってしまいます。
でも実際には、そんなに食べられません。
ビールを飲んで、少しつまんで、ゆっくりしていると、それだけで満足してしまうこともあります。
今回のクーラーバッグは、DAWNHAWKの13Lソフトクーラーを使いました。
使用道具:DAWNHAWK ツーリングバッグ ソフトクーラーバッグ 13L
サイズ感も積載もかなり良かったです。
今後は、このクーラーバッグに入る分だけを基準にするのがちょうどいいかもしれません。
はみ出したら、持ちすぎ。
そんなルールにしておくと、食材の欲張りすぎを防げそうです。
走り出せば重さは忘れる。でも止まる時に思い出す
荷物を積んだハーレーは、走り出してしまえば重さを忘れます。
意外と普通に走れます。
もちろん、上り坂ではスピードが落ちて少し思い出します。
重いな、と。
でも、それ以上に気を遣うのは一旦停止や低速の取り回しです。
特に怖かったのは、キャンプ受付前の砂利の駐車場でのUターン。
あれはなかなか緊張しました。
荷物満載のハーレーで、砂利の上をゆっくり回る。
少しでもバランスを崩したら終わりです。
倒したら一人では起こせない。
そう思うと、自然と慎重になります。
今後、砂利の多いキャンプ場や、細い未舗装の坂道があるキャンプ場は避けたいところです。
キャンプ場選びも、ハーレーで行く場合は少し変わります。
車なら気にならない場所でも、バイクだと一気に緊張する場所があります。
準備編で考えたことは、だいたい正しかった
今回実際に走って、泊まって、撤収してみて思ったのは、以前の記事で考えていた方向性はだいたい間違っていなかったということです。
積載は、軽くすればいいだけではない。
キャンプ道具は、便利なだけでもつまらない。
実用とロマンのバランスが、自分のキャンプには必要です。
ただ、実際に一泊してみると、少し見えてくるものもあります。
ステイシーなら今の構成でいい。
でも、ダイヤフォートTCを積むなら構成を変えたい。
コロダッチはやっぱり好き。
でも、ハーレーキャンプでは毎回持って行くか少し考えたい。
食材は、DAWNHAWKの13Lクーラーに収まる量がちょうどいい。
こういう細かい答えは、やっぱり実際にやってみないと分かりません。
VWバスと同じキャンプをハーレーでやろうとしてはいけない
今回一番感じたのは、ここです。
VWバスと同じキャンプを、ハーレーでやろうとしてはいけない。
VWバスで行くキャンプなら、道具をしっかり持って行けます。
タープも張れる。
ランタンも楽しめる。
コロダッチも迷わず積める。
料理もゆっくりできる。
焚き火もできる。
滞在そのものをしっかり楽しむキャンプができます。
家族や友人と行くなら、なおさらそういうスタイルが合います。
一方で、ハーレーキャンプは少し違います。
走る時間を長くしたい。
設営は早く済ませたい。
料理は簡単にしたい。
道具はなるべく少なくしたい。
一泊でサクッと楽しみたい。
景色のいい道を走って、キャンプ場で軽く飲んで寝る。
それくらいの方が、ハーレーには合っている気がします。
ハーレーキャンプは、走るために泊まるくらいがちょうどいい
今回の積載は80点。
OneStepのリアボックスもかなり使いやすかったです。
キャンプ用の道具をまとめておけるし、積み込みも楽。
キャンプ場では天板をテーブル代わりにもできる。
不満らしい不満は、今のところ特にありません。
ただ、積めるようになったからといって、何でも積めばいいわけではない。
泊まるだけなら減らせる。
でも、キャンプを楽しむには必要な道具もある。
その間で、ちょうどいいところを探していく感じです。
ハーレーキャンプは、道具を削ることだけが正解ではないと思います。
でも、VWバスと同じキャンプを目指す必要もない。

VWバスでは、しっかりキャンプを楽しむ。ハーレーでは、走るために泊まる。
同じキャンプでも、楽しみ方を分けた方が、自分には合っている気がします。
以前考えたバイクキャンプ装備の方向性は、今回の実践でだいぶ答え合わせができました。
次は、もう少し料理道具をシンプルにする方向も考えてみたいと思います。




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