おっさん4人でGW東北旅 後編|松島・国分町・蔵王を巡ったドタバタ旅

旅とおでかけ

前編では、青森から三陸鉄道、あまちゃん巡り、そして盛岡サウナでのネックレス紛失事件までを書きました。

サウナで気持ちよく汗をかいたはずなのに、首元にあるはずのネックレスがない。
新入社員の頃、初めての海外旅行で行ったグアムで買ったネックレス。
「友達がいっぱいできますように」と願掛けして、気づけば30年ほど身につけているものです。

なくても探しに行こう。

そんな気持ちでKANAN SPAへ電話しました。
ただ、その時はまだお客さんが入っているので探せないとのこと。

翌朝5時30分に連絡をもらうことになりました。
落ち着かないまま夜を過ごし、翌朝5時から電話待機。

5時31分。

電話が鳴りました。

「あった!」

もうそれだけで、今回の旅は半分成功したような気分です。
すぐに着替えて、散歩がてらKANAN SPAへ向かいました。

受付で受け取って、重々お礼を言い、せっかくなのでそのまま朝サウナ。
前日は激混みで15分一発勝負でしたが、朝は人も少なく、しっかり3回戦。

ネックレスも戻り、朝からしっかり整いました。

盛岡の朝を歩いてみる

サウナで整った後は、盛岡市内を少し散歩しました。

この日は出発時間もゆっくりめ。
まだ十分に時間があります。

途中で見つけたパン屋さんに入り、朝食用のパンとコーヒーを購入。
店名も場所も正直はっきり覚えていませんが、美味しかった印象だけは残っています。

普段、旅先や出張先で朝から散歩することはあまりありません。
でも、知らない街を朝に歩くのは、思っていた以上に気持ちがいいですね。

そのまま盛岡城跡へ。


ぐるりと散策しながらホテルへ戻りました。
朝の空気の中で、知らない街を歩く。

これ、今後の出張でも、朝に少し余裕があればやってみてもいいなと思いました。

旅先の朝散歩、思っていた以上に良かったです。

中尊寺へ向かう途中、まさかの事件

この日の目的地は中尊寺。
高速に乗って向かう予定でした。

ところが、高速入口でまさかの事件発生。
インター入口で、なぜか警察に止められました。

「なんだ?何か違反してるか?」

恐る恐る窓を開けると、

「後ろの人、シートベルトしてなかったね?」

まじかぁ。
運転していたのは私です。どうやら運転席の後ろに座っていたメンバーが見られていたようです。

本人は警察を見て、すぐ「しまった」とシートベルトをしたみたいですが、時すでに遅し。

実は助手席の後ろのメンバーもしていなかったようですが、黒いシャツだったからか気づかれなかったようです。

減点1。罰金はなし。

でも、そんなことより痛いのはゴールド免許です。
更新したばかりなので、たぶん次回の更新は4年半後。
それでも、今まで続いていたゴールドが剥奪されると思うと、なかなかショックです。

とはいえ、ここで空気を悪くしても仕方ありません。
走り出してすぐ、後ろの席に向かって笑顔でひと言。

「まぁいいや。今夜奢りね?」

ということで、この日の夜のKENTO’Sは彼の奢りになりました。
旅先の事件は、早めに笑いに変えるのが一番です。

とんかつ 新飯家で駐車場問題が解決

中尊寺のあたりでは、ちょうどイベントもやっていたようです。
「やばい、駐車場あるかな?」
そんな話をしながら、まずは近くで昼ごはんを食べることにしました。

入ったのは、中尊寺入口のすぐ前にある「とんかつ 新飯家(あらや)」。



注文したのはロースかつ定食。
分厚いとんかつなのに柔らかく、かなり美味しかったです。

食べながら、「ここ、勝手に車停めて中尊寺行ったら怒られるよね?」なんて笑いながら話していました。

食後、店員さんに駐車場のことを聞いてみると、
「うちに停めて行きますか?500円」とのこと。

え、いいんですか?

中尊寺参道入口の目の前に停められて500円。
これは安い。
もちろん即答でお願いしました。

旅先では、こういう小さなラッキーが本当にありがたいです。

中尊寺金色堂へ

駐車場問題もあっさり解決し、中尊寺をゆっくり散策しました。


神社は伊勢神宮など、比較的よく行きます。
でも、お寺はそこまで馴染みがありません。

それでも、歴史的建造物を見るのはやっぱり楽しい。

金色堂は撮影禁止だったので、写真には残せません。
その分、しっかり目に焼き付けてきました。

金色堂そのものももちろん見応えがありましたが、個人的に驚いたのは、保存のためにその周りに建物を建てていること。
いや、それ施工めっちゃ大変だろうなぁ。
金色堂以上に、そっちが印象に残ってしまいました。

完全に建設業目線です。

松島は、まさかの10分撤退

中尊寺の後は、せっかくだから観光地っぽいところにも行ってみようということで、松島へ向かいました。


松島が有名な観光地だということは知っていました。
ただ、正直なところ、何がどう有名なのかまではあまり分かっていませんでした。

到着してみると、さすがGW。
すごい人です。
駐車場を探して、少しだけ降りてみました。

でも、中尊寺で歩き回った後ということもあり、すでに足は疲れ気味。
そこへ人混み。

「これは、わざわざ散策するほどではないか」
となり、滞在時間はわずか10分程度。

せっかく松島まで来たのに、即帰還です。

でも、理由はあります。
この日は、東北のサウナメッカ「スパメッツァ仙台」へ行く予定だったからです。

観光地よりサウナを優先するおっさん4人。まあ、そういう旅です。

スパメッツァ仙台でしっかり整う

スパメッツァ仙台に到着して、まず驚いたのは竜泉寺系列だったこと。
竜泉寺といえば、名古屋市守山区が本店のあの竜泉寺。
自分は行ったことがありませんでしたが、東北でまさかのつながりです。


GWなので、館内はやはり激混み。
サウナ待ちもあります。

それでも、サウナは最高でした。

サウナが3種類あり、それぞれ楽しめるのが良いですね。
中でも印象に残ったのは、伊達サウナ。
真っ暗な空間で、ロウリュウがとにかく熱い。
1セット、ギリギリ我慢できるかどうかという熱さでした。

その後の超冷水が、めちゃくちゃ気持ちいい。
水風呂にはシングル、つまり10度以下の冷水もあり、ととのいエリアも充実。

混んでいても満足度はかなり高かったです。

ここでサウナハットも新調しました。
普段使っているものは乾きにくく、旅行や出張だと少し不便に感じていました。
そこで、友人が使っていたものと同じタイプの、乾きやすいサウナハットを購入。
色違いのお揃いです。
コンパクトにもなるので、UL好きな自分にはかなり刺さりました。

各自、しっかり整って、いよいよ仙台の夜へ向かいます。

最終夜は国分町へ

この日の宿泊は「ホテル グランテラス仙台国分町」。


名前の通り、国分町に近いホテルです。
東北最大の歓楽街、国分町をしっかり楽しむ気満々です。

宴のスタートは「地物のめしと酒仙臺テラス国分町」。


飲み放題付きのコースでした。

サウナ後の乾いた体に、日本酒とハイボールがよく染みます。
染みすぎました。
料理ももちろん美味しかったのですが、コースの品数が多く、最後まで完走できず。
メインの肉は、ほとんど残してしまいました。
単純にお腹いっぱいです。

もったいないことをしました。

なぜかKENTO’Sで踊りまくる

その後、なぜかKENTO’Sへ行くことに。
きっかけは、メンバーの一人が名古屋KENTO’Sにハマっているという話でした。
「国分町にもあるやん!」
「行きたい!」
そんな流れです。


私は初めて行きましたが、これがめちゃくちゃ楽しい。
曲はオールディーズ中心。
どこかで聞いたことがある、ノリの良い曲ばかりです。

最初は様子見のつもりでしたが、気づけばノリノリで踊っていました。
スパメッツァでしっかり整ってきたはずなのに、ここでまた汗だく。
ただ、サウナ後だったからなのか、山ほど汗をかいたわりにはサラサラの汗でした。

結局、2ステージも堪能。

せっかく国分町に来たのに、飲み歩きというより踊りまくりの夜で終わってしまいました。
ちなみに、KENTO’Sはシートベルト事件の彼にご馳走になりました。
たぶん、気持ちよく奢ってくれたと思います。

たぶん。。。

最終日は、軽いノリで蔵王へ

翌日は最終日。
飛行機は夕方の便なので、まだ時間があります。

「蔵王に行ってロープウェイ乗ってみる?」
そんな軽いノリで車を走らせました。

深く考えていたわけではありません。
どんなところか、一回登ってみようという程度です。

ところが、山を登っていくにつれて、どんどん寒くなっていきます。
「これ、大丈夫か?」
私は薄いウィンドブレーカーしか持っていません。

ロープウェイ乗り場に到着した時点で、すでに寒い。
緊急用にリュックへ入れていた薄手のウィンドブレーカーを着込みます。

それでも寒い。
風も強い。
他のメンバーも似たような格好です。
少し厚手のウィンドブレーカーを着ているくらい。

ロープウェイに乗って山頂へ向かいます。


途中から雲の中に入り、景色はほとんど見えなくなりました。
雨も風も強い。
「これ、山頂で降りたらどうなるんだろう」

そんな不安を感じながら上がっていきました。

山頂4度。蔵王で完全に凍える

山頂に着くと、ものすごい風。
寒い。気温は4度。
しかも風が強いので、体感はもっと低く感じます。

雪も残っていました。

写真を撮ろうにも霧だらけで、何も映らない。
数メートル先もよく見えません。
これは無理だ。

早々に山頂レストランへ避難しました。
他にも、同じように諦めた人が数名いました。

そこでホットコーヒーと肉まん。

レンチンの肉まんです。
でも、この時の肉まんが本当に美味かった。
たぶん、今まで食べた肉まんの中で1、2位を争ううまさです。

寒さ補正込みですが。

前日に八甲田山雪中行軍遭難資料館で、
「雪山を舐めたらいかんね」
と話していたはずなのに、最終日に蔵王で軽装のまま寒さにやられる。

人はなかなか学びません。

八甲田で学んだはずなのに、蔵王でまた山を舐めていました。

ひょんな繋がりで、山形の蕎麦屋へ

蔵王を下山した後は、山形空港方面へ向かいます。

途中で寄ったのは「蕎麦・地酒 木綿花」。
メンバーが中津川でライブをやった際に、対バンしたバンドメンバーの方がやっているお店です。



全く知らない土地で、ひょんな繋がりから伺ったお店。
これが大当たりでした。

注文したのは天ざるそばのセット。
蕎麦も美味しいし、天ぷらも最高。

旅先でこういう出会いがあると、なんだか嬉しくなります。

観光地を巡るのも楽しいですが、人のつながりで行くお店というのは、また違う楽しさがありますね。

最後は天童最上川温泉 ゆぴあへ

搭乗時間までは、まだ少し余裕がありました。

そこで、空港近くの温泉施設をGoogleマップで探して向かったのが「天童最上川温泉 ゆぴあ」。


今回の旅はサウナ三昧。
最後もサウナをキメて終わろうと思っていました。

ところが、こちらのサウナはバスタオル必須。
自分でバスタオルを敷かないと利用できないルールでした。

確かに入口で、やたらバスタオルレンタルを聞かれた気がします。
私はハンドタオルしか準備していませんでした。

ということで、最後のサウナは断念。
露天風呂でゆっくりすることにしました。

結果的には、これが大当たり。

露天風呂がとても気持ちよく、旅の疲れをじんわり癒してくれました。
サウナで始まり、サウナに入りそびれて終わる。
なんとも締まらないようで、これもまた旅らしい終わり方です。

とても盛りだくさんな4日間でした

青森から始まり、八戸、三陸、盛岡、平泉、仙台、蔵王、山形へ。
三陸鉄道に乗り、ウニ弁当を食べ、最東端の蛇口で笑い、サウナで整い、国分町で踊り、蔵王で凍える。

文字にしてみると、かなり盛りだくさんな4日間でした。

計画通りにいったこともあれば、思い通りにいかなかったこともあります。
でも、振り返ってみると、そういう予定外の出来事の方が記憶に残っています。

ネックレスが見つかったこと。
駐車場問題があっさり解決したこと。
松島を10分で撤退したこと。
KENTO’Sで汗だくになったこと。
蔵王の肉まんが妙に美味しかったこと。

どれも、行ってみないと残らない記憶です。

おっさん4人のGW東北旅。
よく食べて、よく飲んで、よく歩いて、よく汗をかいた旅でした。

楽しかった。
また、どこか行きたいですね。

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